腰椎分離症の施術

腰椎分離症とはいわゆる背骨の疲労骨折の　ことです。具体的には腰部の神経の後ろ側に位置する骨にヒビが入っています。

「疲労骨折」の場合は骨に少しヒビが入っている状態でまだ完全には分かれていません。

ずっとヒビが入っている状態が続き、ある日そのヒビから骨がほとんど割れてしまうことがあります。その状態を「腰椎分離症」と　呼んでいます。

中学～高校生の男子に多くみられます。

腰を後ろに反った時や捻った時に痛みが出ませんか？
もしも子供が2週間以上続く腰痛を訴えていたら、注意が必要です。
足の痛み、シビレ、あるいは少し以下曲がらない状態があれば、早急にMRIまたは　　CT検査を受けたほうが良いでしょう。

身体には約200個の骨と約500個の筋肉があります。その中で関節を支える筋肉は12個と決まっています。

人は使いやすい筋肉は無意識のうちに多く　使いますが、使いにくい筋肉は使いません。
疲労や筋肉痛になるのは同じ筋肉ばかり　　使っているからです。

つまり、知らず知らずのうちに偏った筋肉の使い方をしているのです。

当院の治療の考え方はとてもシンプルです。偏った筋肉の使い方で弱くなった筋肉を
鍛えて強くしましょう（JTA療法）

支える筋肉が強くなれば関節は正常な動きを取り戻すことができ、腰は負担がなくなり　改善していきます。

腰を支える3つの筋肉（多裂筋、腹横筋、腸腰筋）を鍛えるには、一般的な筋トレでは鍛えることは　出来ません。

その理由は身体の一番深部にあるインナーマッスルだからです。

教科書通りにやっても素人には正確に単独で鍛えるのは不可能です。（アバウトでは効果ありません）

ポイントは単独でピンポイントで最大に筋出力を上げることが一番重要なのです。

骨をくっつけることはもちろん大切ですが、一番大事なのは肉体改造を行うということです。

もし骨がくっついても肉体改造を行わなければ　分離症は再発してしまいます。

完全に分離していても肉体改造すれば痛く　ない分離にすることは可能です。